お笑いTYPHOON vol11


本日は腹痛に悶え苦しんでいた物です。こんばんは。


「お笑いTYPHOON vol11」を購入しました。
M-1グランプリ2004の詳細なリポートが掲載された雑誌は、今号のタイフーンが初めてではないでしょうか?
明日発売の「マンスリーよしもと」は優勝が他事務所芸人だった為か、特集記事等はなしのようですし。まぁ、コレに関してはしゃーないですわな。


優勝者のアンタッチャブルのインタビューも載っていまして、ほとんど緊張を見せず「普段通りの彼等」を貫いたアンタッチャブルでしたが、実際はかなり緊張をしていて、1本目の前に、お互いの背中を叩きあって出たとか、2本目が終わった後、柴田さんはバックステージで倒れこんだというエピソードを話されていました。


また、山崎さんが「舌打ちしながら『しょうがねぇなあ』『笑っちゃったけど、面白くねえから』と言われるのが理想」だと、ビートたけしさんにも「アンちゃんたちは、言ってる事は面白くないけど、面白いんだよなぁ」と言われたくらい*1、僕らは面白い事言ってないですから、と話しておりまして。


彼等の「(一応)ファン」を名乗っているので、これは大っぴらには言ってはいけないと思っていたのですが(オブラートに包んでは……書いてましたが)、ぶっちゃけますと、ワタシ自身が彼等に対してそんな風に思ってたりします。正に山崎さんが理想とする見方を。


自分の「面白い」の基準として「どう頭を捻りまくっても一生出て来ない発想」(大分、おこがましいんですが)というのがありまして、これもまた、失礼ぶっこきますと、『アンタッチャブル』というコンビは、その基準からは大きく外れているのです。
だけど、何故か、笑える。最初(恐らく1年前位ですな)は「なんで笑っちゃったんだろう」首を傾げちょっと悔しく思ったものでした。
現在は、そんな自分の中の葛藤も全部ひっくるめて面白く、今、一番好きなお笑い芸人さん達なわけですが。


記者さん曰く、そのワンフレーズで優勝決定という感があった「だけど〜?」も「あんなのギャグじゃないですよ」と笑い、言い方で笑わせる漫才は一段下に見られるが、二人は全然気にしてませんよね?と問われて「プライドないですから。すごいと思われたいとか、いいネタ作ったと思われたい、ってのがない」と答える柴田さんにも、昔なら軽蔑すらしてたかもしれませんが、今では潔いとすら思えます。


ですから、こうやって彼等自身が「そういう見方をしても良い」と明言(そうは言ってない)してくれたんで、これからも「ちくしょ〜、笑っちゃったよ」と舌打ちしながら、追っかけていきたいと思います。


いや、もうね、明日はM-1リターンズがありますんで、テンションが上がりすぎて妙なパッションをぶつけてしまいましたよ。
まだ腕の関節痛治ってないというのに。つうか、原因不明の腹痛も含めてもしかして、風邪ひいてるのかしらん?
北日本の上空5000メートル付近にある氷点下36度以下の寒気が西日本に南下する見通し』という数値を見るだけで震えそうな予想を気象庁さんが出されておりますが(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050131-00000177-jij-soci)、明日、東京組の皆様の足やら自分自身の体調も含めて途端に不安になってきましたすよ。


無事に明日を迎えられる事を祈りまして本日は終了。

*1:恐らく『たけしの誰でもピカソ』の『お笑い居酒屋』での発言だと