M-1グランプリ2004・「Mの軌跡-アンタッチャブル編・第二回」

タイピングゲームで友人に負けた悔しさに(我流の素人がプログラマー相手に競う方が間違ってるんですが)、腕を磨く為にも第二回を書き起こしてみました。

(山崎・山 柴田・柴)

M-1決勝は吉本の芸人が多かったですが、その中で漫才をする心境は?


山 あ〜、でも以前にお会いしてた方もいらっしゃいましたし。皆、イイ方じゃないですか?
柴 うん、うん
山 だから、色々メイク室とか教えて貰ったりとか……。僕ら、やっぱテンパってますんで。
 「どこでメイクすればいいんですかね?」「あ、それ、あっちちゃいますか?」ってな感じで言ってくれて、え〜。
柴 そうそうそう
山 だから、凄いすんなり受け入れて頂いた……。わかんないですよ?あの〜、受け入れてねぇよっていう方もいらっしゃったかも……
柴 いや、そりゃあそうだよ、だって、そりゃあそうだよ
山 や、わかんないけども。とりあえずね、控え室入っても「おめでとうございます」みたいな声を掛けてくださった方もいましたし
  そういう意味では、凄いやりやすかったっていうか。気持ち的に

アンタッチャブルのライバルといえばどのコンビ?

 

山 いや〜、もう、僕らがそんな、ライバルなんて
柴 語れないですよ、とてもとても
山 いないですよ、ホントに
柴  全員ですよね
山 そういう意味じゃね、うんうん 
柴 まだ初めてない人だって、ライバルっちゃあライバルですよ。これから目指している人達だって
山  ライバルみたいな、そういう考え方があまりない二人なんですね。平和主義っていうか。えぇ、揉め事が嫌いなんで。なんか、戦うとかいうのはどうにかこう、逃げてきたんで
柴 そうそう
山 そういうギスギスしたね、受験戦争もそんなに味わってませんし。
 「勝ち抜く」みたいな事に、もう長けてるんですね。逆の意味で。その〜、燃えないっていう。
柴 そうそう、燃えない方に長けてる
山 燃えないっていったらあれですけど、そんなに慣れてないっていう。ですから、仲良くやれればいいかなっていう……。
  だから、嫌われたくないよね、嫌われたくない
柴 決勝に残った人が全員優勝でいい位な感じですよね 
山 極端な話しちゃえばね
柴 一組に絞るとか、もうちょっとね。大変ですよ、そういうの。皆、面白いから
山 戦国時代に僕らが武将だったら平和な国になっただろうね
柴 や、すんごい平和ですよ
山 そう思うとねぇ、ちょっと時代が違ったのかなってあるけどね
柴 ちょっと時代が違うな〜
山 う〜ん
柴 戦国時代だったらたぶんもう生きてないね
山 だろうね
柴 すぐ殺されちゃう
山 でも、すぐ謝るじゃん、えらい人に。
柴 あぁ、そうだそうだ
山 だから、もしかしたら、イイ位置にいったかもしれないね。
柴 あぁ、いい位置だね
山 「武田信玄さ〜ん」みたいに言ったりしてね
柴 「信玄さん待って下さいよ〜」
山 「ちょっと勘弁して下さいよ、謙信さ〜ん」みたいなこと言ってね