M-1グランプリ2004・「Mの軌跡-アンタッチャブル編・第三回」

というわけで、第三回でございます。

(山崎・山 柴田・柴)

M−12003で決勝に残ってから、仕事は増えましたか?


山 M−1、今日のもそうですけれどね、そういうM−1ので呼んで頂けて。おかげさまで……。
  昔が、まぁ異常に暇だったってのもあるんですけどね。大体、週休5日制を使ってましたから、僕らの事務所は。
  えぇ。「週休二日じゃねぇんだ?」みたいな。休む方が「5」なんだ、みたいな。
  そういうシステムで僕らは働いてたんで……そういう意味では、お仕事頂いて……M1様様ですよ
柴 「M−1」って付く仕事も多いですからね、単純に。それだけでも増えましたから
山 間違えて呼んでくれてくれてもイイですしね、「K−1」とかに
柴 いや、困る、困る。立ったらボコボコにされちゃうから
山 あ、「そうか、君らM−1か〜」みたいなね
柴 ちょっといそうだからね、「アンタッチャブル」なんて選手も

今、改めてM−1三年間を振り返って、辛かった事は?


山 う〜〜ん
柴 ま〜、でもチャラですよね。一回、三年目にあそこまで行ったら、チャラですよね
  辛いのは皆、辛いと思うんですよ
山 まぁまぁね
柴 イイことがあったら、僕ら皆、チャラですから。そういうの、根に持たないですから。そういう悪い人間にはなりたくないんで。
山 けっこうイイ事だけを覚えてる、都合の良い記憶力だからね、うん
柴 ないです、イヤなことは
山 悪い事は忘れちゃうんで

(記者)今年は、去年以上の活躍を周りが期待していると思いますが?

山 そう言って頂けるのは嬉しいんですけどもね〜。僕らの期待の裏切り方っていったら、気持ちの良いモンがありますからね。
  あまり期待して欲しくないな、ってのがあるんですよ。
  見事ですよ、ホントに。巧みな裏切り方をしますんで
  どこで覚えたんだと、その裏切り方は……
  でも、まぁ言って頂けるのは、凄くありがたいんで……出来れば、直接言って頂かない方が……
  僕ら、プレッシャーに物凄い弱いタイプなんで
柴 あんまりプレッシャーとかはそういうのはね……「あ、やってんだ、まだ」くらいな感じで十分ですよ「あ、出たんだ今日」みたいな位で。
山 「あ、来てたんだ?」みたいなね
柴 「いたんだ?」みたいな位でね
山 「呑んでんだ?」みたいなね
柴 「呑んでんだ?」は違いますど(笑)
山 同じ店で飲んでた、みたいなパターンでね

(記者)今年は周囲の人からも言われたりしませんか?

山 いや、言って頂ける方はいらっしゃいますよね
柴 ありがたいですよね、そういうの。パッと盛り上げてくれる方ね。ありがたいですよ
山 ……ただ、ドキドキしちゃうんですよね、そういう話を聞くと「ヤバイヤバイ」って
柴 うん
山 「考えないようにしないと!」と思って、えぇ。
柴 ほっぽらかしてくれたらイイですよ、僕らは

(記者)それが一番?

山 そうなんですよ(笑)