第26回ABCお笑い新人グランプリ

昨日に続いてまでコレを書こうと思ったのはアメリカザリガニのせいですわ。
正直、ゲスト漫才でフットボールアワーの次に*1彼等の名前が呼ばれた時、「あちゃ〜」と呟き目を逸らす準備までしていたのですよ。


アメリカザリガニは昔から好きなコンビではあるのです。ぶっちゃけ、以前、彼等が声を当てられたアニメやら関西テレビで深夜にやっていた旅番組が大好きでしたので、贔屓目もありまして。
しかし、ここ最近、漫才番組やらバラエティ番組やらで彼等を観るのは少々辛いもんがありました。


ですから、これは「M−12001三位入賞→その後の出場の二回は、『ある程度名の通り実力のあるコンビが決勝に通っても、下位になると準決勝止まりよりも損』を実証・2003はコメントを求められた紳介氏が無言というオマケ付き→10年目の2004は出場せず」を前提として観る側の問題も大きいのでしょう。
安定を否定するM−1、そして最後は安定を優勝させる仕組みのM−1、そのどちらの要素も私は好きだし嫌いです。ですが、悔しいけれど私にとってそうであるように、この大会の存在は世間の、特に関西地区のお笑い好きにとってはデカイんだと思います。
そして、それを考えると余計に「そういう目」でみてしまう事になります。
(勿論、上滑りしてみえた理由は自分の思い込みだけではないかもしれません。しかし、観た本数も多くありませんので感覚でしか物が言えません。あしからず)

とにかく、残念ながら、その目を跳ね返すだけのモンはここ一年で観る事が出来なかった。少なくとも私は。


つう事で、特にM−1王者うんぬんを越えて、関西若手漫才師のトップに立ってるであろうフットボールアワーの後はキッツイなぁと思ったのですね。差が歴然としてしまうんではないかと。
芸暦などは考慮せずにフットの前ならまだ良かったのにと、ため息を漏らしておりました。


ですが、この日、私は彼等の漫才を観て久しぶりに、何年振りかで笑いました。
なんでだろう。彼等の漫才の良さはどこまでが本ネタでどこまでがアドリブなのかというライブ感だと勝手に思ってるんですが、それが顕著だったからかしら?
たけし氏のアドバイスにより*2アメザリ、これから伸びるよ〜」との柳原さんのお言葉を受けて勝手にこれまた思い込みの物語を作ったから?



なにはともあれ、色々な驚きがあったコンテストだったのですが、一番のサプライズはアメリカザリガニのお二人だったんです、という事を書き切れたんで、本日はこれにて終了。

*1:出番は芸暦順。たぶん

*2:1/7『永久保存版 お笑い居酒屋90分スペシャル』