M-1グランプリ二回戦(大阪)を観に行って参りました

11時開演だったのですが、30分程遅れてしまい、10組程見逃してしまいました。残念。
こんなにたくさんの漫才を一度に観たのは初めてで、色んな発見もあり、5時間ほどの時間、床に座りっぱの苦痛に耐えてでも観に行って良かったなと思いました。

ただ、これは、まぁ、仕方のない事ではあるのでしょうが、残念だった事も数点。
後ろの方で観ていたせいもあり、あまり知名度のない選手達の漫才時、私語が多かった事、五組の間にMCが入る、という形だったのですが、その間にお目当ての選手が終わったら出て行かれる方(アマチュア選手の関係者っぽい方やら)も若干おられ、席を立つ人や声を出して話す人がいる中、ネタをやらなければならなかった選手達はちょっと可哀想だったな、とか(特に『$10』の時、前半がほとんど聞き取られなかったス)

あと。これは、一部の芸能事務所の芸人さんが出ている時だけ盛大な反応を示す一画が、ちょうど客席の前の方にありまして。
応援したい、という気持ちはよく分かるのですが、その一画の拍手・笑い声で、見知らぬ芸人さんでも、「ああ、あの事務所なのね」と分かる位で、その現象に気がいってしまい、当の漫才に集中出来なかったのは、ちょっと残念でありました。

合否は納得の結果。(ただ、『レイザーラモン』が落ちたのは、残念)
『号外!スポニチ・デイリー』が唯一アマチュアで合格。結成秘話から『ますだおかだ』の増田さんに師事した事とか、この日ネタにもしていた一回戦突破の記事を半面使って報じていたデイリースポーツを定期購読している(笑)ので、感慨深く(笑)
田代まさしと植草教授がコンビを組んだら」とか「マイケルジャクソンがM1に出場したら、『りあるキッズ』に興味を持って…」とか、ギリなネタをケンカ腰で言い合って、会場を沸かしておりました。
不合格になっていた『坂坂』『ユキコミキ』『ガングリオン』『ダ・ヴィンチ』『ひまわりコーポレーション』『京風ゆばちりめん』などなど、アマチュアでも印象に残った、会場を沸かしていた選手達も多く、審査員の方の言葉ではないのですが、「レベルが高い」と感じました。

あと、銭金に素人貧乏として出演され、『ますだおかだ』の岡田さんをみて、「こんな面白くない奴に出来るなら俺にだって」と漫才コンビを組まれて、何時の間にやらプロのなっていた「外人部隊カーン&ニキータ」も合格してましたね。
ニキータさんが、一部何言ってるか聞き取れなかったりもしましたが(笑)、カーンさんが漫才後、立ち見の人達に混ざり(他にもアマチュアの方々で、ネタを観てらした方がチラホラ)、他の選手達の漫才を真剣な顔で観てらっしゃて、熱心な様子がみえました。
今、カーンさんに漫才の事、漫才界の第一線で活躍する、ますおかの岡田さんの事を聞くと、なんと答えられるのかな〜なんて思いました。まぁ、上記の岡田さん落としはネタだったのかも、ですがね。


三回戦(大阪)のチケットも手に入れ(ファンクラブ、入会しちゃいました…チクショウ)、21日に東京行く所用があって、そのついでに東京の三回戦も観に行っちゃおうかな〜と画策してる程に、M1尽くしの11月です。

ほんと、12月26日(恐らく)の決勝戦が楽しみでもあり、恐ろしくもあります。
後者の感情は、『アンタッチャブル』という大好きな、そして「周囲に期待されてきたハードルに悉く越えられず、正面衝突してきた」(byアンタッチャブル)コンビがいるからであります。

期待と不安が高すぎて、「いっそのこと、決勝に出なければいいのに……」、なんて思ってしまうワタシはファン失格でありますです。はい。