アメトーク

こんな(自分的に)豪華な番組が、関西の地で見れるなんてっ!
と、感動すら覚えた「人力舎スペシャル(前編)」。

出演は、

      ドランクドラゴン
      北陽
      アンジャッシュ
      アンタッチャブル
      おぎやはぎ
      オアシズ


いや〜、ホント面白かったです〜。
何が凄いって、社員数最高で9名、1時〜7時までじか仕事しない(マネージャーに電話しても時間外は出ない)、完全週休二日、年末年始に二週間も休みが貰える、こんな芸能プロダクションに、結構な数の売れっ子がいるって事実ではないでしょうか。
折角の年末年始の稼ぎ時にチャンスがまわってこない、とおぎやはぎの小木さんがぼやいていましたが、本当、せめてもう少し社員さん増やしたら良ろしのに。
それは商売する気がないのか、それとも、今の若手芸人ブームなんて時期に終わるから、社員増やすのは様子を見ているだけだから……て、穿ち過ぎ?

人「は」良い、と全員が口を揃える社長さん、一部の先輩には不服もありながら、他事務所のような芸暦が長い方が先輩で、後輩は絶対服従といった縦社会のない(おごり・おごられシステムもなく、食事時はきっちりワリカンだそうな)、なにより、皆、仲が良さそうで、この事務所の居心地は抜群なんでしょうねぇこんか。
にも関わらず、上記の商売っ気のなさ(以前、矢作さんが言ってた「月1000万以上稼ぐようになったら出て行って。売り方わからないし」はネタかと思ってたが、本当だったのね)で、今回出演した人達のほとんどが移籍や独立を考えているようで。

まぁ、私がもし彼等の立場だったら、同じように考えますわな。今がどれだけ楽しくても、柴田さんが前言ってた通り、「この事務所が十年後も自分たちを売ってくれるか自信ない」もの。

TVという媒体でしかほとんど彼らを応援出来ない、ただのファンもどきが心配するようなこっちゃないだろうし、別にどこ所属になろうが、好きな芸人さん達は好きなんでどうでもイイっちゃ、イイんですが……。
ただ、私が好きになる芸人さん達の多くが、気付けば人力舎所属の人達だったりするもんで。彼らを作り上げたのが、この事務所独特の空気というのもあるんでしょうから、実際、そうなったらそうなったで、ちょっと寂しいやもしれません。


まだ決定事項でもないことを想像して軽く凹み。余計な事を考えず、TVを観た方が良いです、きっと私。